2008年9月14日は、反戦川柳人鶴彬の没後70周年の忌日に当り、2009年1月1日は、彼の生誕百年に100年に該当いたします。
この節目の時に、「鶴彬生誕百年の記念事業」として一つは、彼の人間としての生きざまを映画に撮り、多くの人々に観て頂くこと。もう一つは、彼の文芸作品たる川柳と評論について澤地久枝さんをお招きし(内諾を得)、講演をして頂きそれに依って、鶴彬の心を人々の胸底に定着させたいと願っています。戦後半世紀を過ぎた現在、再び軍靴の音を響かせ、国民の生きる権利を抑圧し続けるような現代の社会に対して、鶴彬の人間性と生きざまと、彼の文芸作品とに新たな光を当て、鮮烈なメッセージを届けたいと考えています。

治安維持法によって逮捕され、拷問により死に至らしめられた鶴彬を始めとする数多くの方々たちの名誉回復は未だしの感が強く、社会に流布された汚名は現在も続いており、犠牲者の復権は、まだ程遠い状態と言わねばなりません。
国民主権・戦争放棄・民主主義は憲法の背骨と言われます。民主主義が形骸化すると愚民政治が横行します。自衛隊という名の軍隊が海外にまで派遣され、又も暗い「戦争する国」に変質させようとする集団が政治の中枢に座するようになりました。
たまりかねた国民は、「憲法を守れ」「九条を守れ」という一点で団結し「戦争する国」の実現に対抗して立ち上がり始めました。この大きなウネリの一助ともなりたいと念じ、映画と講演の二つの方策を提案いたします。作る運動と広める運動の両面で、多くの人々の主体的な手足の働きによって広がりを見せ、成功することを希います。
是非、皆様におきましては、この取り組みへの賛同の意志を固めていただき「賛同者」のお一人として、ご協力、ご支援を頂きたく宜しくお願い申し上げます。
2008年4月5日 発起人一同
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