池上リョヲマ / 鶴彬・喜多一二
90年、映画「ドンマイ」（神山征二郎監督作品）子役主演デビュー、その後、「月光の夏」「草の乱」はじめ、神山作品をはじめ、多数の映画に出演。テレビ、舞台でも活躍中の若手ホープ。
樫山文江 / 井上信子
1963年、俳優座養成所を経て、劇団民芸入団。1966年4月から1年間放送されたNHK朝の連続テレビドラマ「おはなはん」の主役に抜擢されたことで一躍有名になる。主な出演映画は「黒部の太陽」（1968年）、「弧島の太陽」（1968年）、「男はつらいよ 葛飾立志篇」（1975年）、「典子は、今」（1981年）、「ふるさと」(1981年)。主な舞台は「アンネの日記」のアンネ役、「夜明け前」（1980） 「夏・南方のローマンス」（1987）「研師源六」（1995）「かの子かんのん」（2000）など。
高橋長英 / 井上剣花坊
俳優座養成所大15期卒業。1968年、映画「二人の恋人」でデビュー。その後、「白い巨塔」「御宿かわせみ」「鬼平犯科帳」等のテレビドラマ、「マルサの女」「それでもボクはやってない」「生きたい」「風花」他多数の映画に出演。神山作品には、「月光の夏」「ハチ公物語」「郡上一揆」に出演。また近年は「高き彼物」「骨唄」等、舞台でも意欲的に活躍。
安藤一夫 / 渡辺尺蠖
81年「夏の別れ」で主役デビュー、89年「千羽づる」以来、神山作品では常連。07年「新・あつい壁」（中山節夫監督作品）では、冤罪事件に巻き込まれる主人公を熱演。テレビ、舞台では、主に時代劇で活躍。
河野しずか / 瀧井スズ（鶴の母）
劇団民藝所属。「息子の結婚」で初舞台「グレイ・クリスマス～五條家の人々～」「アンナ・カレーニア」「アルベルト・シュペーア」「モンゴル帰りの爺」「マツモト・シスターズ」「エイミーズ・ビュー」「放浪記」「アマデウス」「恋文屋一葉」「コミックポテンシャル」「智恵子飛ぶ」。
角谷栄次 / 喜多喜太郎（鶴の伯父）
劇団民芸所属、1972年「藍より青く」（NHKテレビ）でデビュー、映画出演は1994年「星の牧場」、1994年「二十四の瞳」、1996年「時代屋の女房」、2000年「淋しい都に雪が降る」など。主な舞台は、「モンゴル帰りの爺」「二十四の瞳」「明石原人」「グレイクリスマス」。2016年2月28日逝去。