第10回 鶴彬をたたえる集い&「鶴彬」没後70年・生誕100年記念行事

日時:2008年9月7日(日)

主催:鶴彬を顕彰する会
共催:鶴彬生誕100年祭実行委員会
映画「鶴彬」を成功させる会
後援:かほく市教育委員会
北國新聞社
第1部・碑前行事 午後2時~
場所:南町会館(かほく市高松甲6-1)
・黙祷・平和の誓い・メッセージ・献句・献花

第2部・講演会 午後3時~
場所:南町会館
講師:野海 青児 氏(詩人 * 創作びわ「鶴彬」の作詞者)
演題:反戦詩人─鶴彬の愛と死と─

第3部・薩摩琵琶演奏会 午後7時30分~(入場無料)
場所:高松産業文化センター(かほく市高松ク41番地)
奏者:寺本 拳嶺 氏
演目:創作びわ「鶴彬」

平和と真実を伝えた・反戦川柳作家
「鶴彬」本名、喜多一二は、明治42年1月1日高松町に生まれました。
鶴彬の多くの作品は鋭敏な完成で人間愛を訴え、軍国主義が台頭する昭和初期、敢然と反戦の意志を貫いた川柳作家です。時代に抗いし、反戦川柳で平和を訴え、軍国主義に鋭い刃を突きつけた故に治安維持法違反容疑で検挙され、拘留中に病に犯され息を引き取りました。
本年は鶴彬没後70年・来年は生誕100年にあたります。いま、鶴彬の業績を偲び、語り合い広めることが今に生きる者の役目です。

● 句碑 ・枯れ芝よ 団結をして春を待つ(かほく市・高松)
・暁を抱いて闇にゐる蕾(金沢市・卯辰山公園)
・手と足をもいだ丸太にしてかえし(盛岡市・観音墓地公園)